【ネタバレ注意】ねこのティーチくんを観た感想や考察

 ねこのティーチくん



かなりネタバレ、考察注意!!!

筆者が好き勝手に足らぬ頭で考えているので温かい目でご覧ください。


















久しぶりの投稿ですね。


某所でこの作品の二次創作を目にし、知らないアニメだと思って検索。

YouTubeに投稿されている おやさい鬼9 様の自主製作アニメ作品だと判明。

なんとなしに観始めてみた結果、不安感や不気味さ、愛らしさまで孕んだ世界観と

見えてくる関係性やストーリーにハマって、最終回まで観てしまったのでした。


自死や流血などグロ表現、ノイズやサイケデリックなバグの表現などがあるため

苦手な人には残念ながらおすすめできないのであるが…。


最後まで観た僕は、ポンコツのため完全に理解はできず

いろいろな方の考察やコメントを拝見しつつ

咀嚼しているところである。


(書いていることに間違っている部分もあると思います、把握しきれずですみません💦)


うーーーん!解釈が難しい。

ティーチくんという一匹(一人?)のネコが視聴者にむけて

語りかけているような場面から始まる(というか大抵がそう)のだが

他にも、サムやコバヤシという人物など徐々に登場人物が増えていく中で視聴者は

どうやら同一の体の中にいる人格なのでは…?

という考えにまず行き着くことになると思う。

でもさらに見進めると、あれ?とそれだけでは整合性が取れない部分もでてくるのです。

はてさて?


人物紹介がてら、特徴や関係性など思考整理しつつ考えてみるとしましょう。


ティーチくん=古賀恵介

青いねこ。(猫になりたい人間?)しっぽがなぜかちぎれた状態。

耳のような部分は実は角。


よく体調が悪そうであったり怪我をしている主人公。


記憶するのが苦手だったり、物の名前、もしくは

そのものを正しく認識することも苦手そうな言動をしている。


繰り返し自傷行為や自死を行っている。

死ぬと記憶や身体の状態がリセットされ、1話と同じような話始めからスタートする。


服薬が必要な何かを患っていると思われる描写が多々。

わりと物の扱いが雑なのかよくものをぶん投げている。


自分のいる部屋に強いこだわりがあり、

模様替は自分だけがしていいことであると考えている。

映像投影かなにかでコバヤシがクリスマス使用の部屋にした際

変化に耐え切れず失神した。


気をつけようね を多用する。


コバヤシ、すずね(妹)は初めから認識している。


サムについては存在をしらずにいるが、後にラジカセに吹き込まれた音声によって

サム(ラジカセ)を認知する。


ティーチとして話しているときに他者の顔の特徴が出ることが多い。

(目の色の変化、口の形状の変化)


後半に進むにつれて、ティーチくんは古賀恵介という人間であり、鈴音は妹であると考察できる映像がでてくる。(写真の描写)


会話をみるにコバヤシは叔父なのか?(近所のおじさんかもしれないが…)


妹と話すときは人の目になることがある。


コバヤシ=コバヤシ コウイチロウ(漢字わからなかったすみません。)

緑の目の黒い猫

ティーチくんとは友人。

比較すると知性的であったりするが、高圧的だったり

ティーチくんに対して序盤は特に基本的に当りが強く、中指を立てがち。


自信ニキというか、自尊心が高いというかプライドが…という感じだがとても打たれ弱い。

落ち込むと結構引きずる。


後に判明するが、コバヤシは、コバヤシ コウイチロウという人間の男性であり

実の娘への愛が行き過ぎて恋をし、手を出してしまった過去があった。


コバヤシ自身にはその記憶は存在せず、ブライアンちゃんに求愛していた時に、ダダ(コバヤシの別人格?)によって記憶を見せられて真実を告げられる。


コバヤシはコバヤシコウイチロウの性格や知性を所持する存在であった。


ブライアンちゃんと博士の手によって、蘇ってももう彼女を思い出さず、愛さないように修正された。


サム

ティーチくんと同じ色のうさぎ。耳はつけ耳である。

口の形状は興奮すると変容し、縦に開き牙がびっしり生えたものになる。

(完全にぱっかーんすると一瞬なにかが中から見える)


ティーチくんを溺愛しており、弟で恋人を自称しているが

ティーチくんに認知されていない。


溺愛の度合いはかなりのものでヤンデレに分類されると思えわれ、

愛ゆえに噛んだり(明言はないものの噛みあとは恐らくサムの仕業と思われる)、

ついついティーチくんの左手の指を食べてしまうほど。


コバヤシとは犬猿の仲であり、殺意を向けるものの

コバヤシが落ち込みまくっていた時は調子が狂うなかといった様子であった。


ティーチくんへの愛は欲望にまみれているものの、

ティーチくんのために!となれば勉強熱心で健気な様子も窺える。


気づいてもらうための創意工夫もみられ、最初から最後までティーチくんを愛していた。


後半に、灰色の世界の住人となり穏やかに過ごしている。


鈴音=古賀鈴音

妹。パペット人形といて出てくる。人間っぽい見た目。


普段は遠くにいるらしい。ティーチくんとの仲は悪くなさそうで

バレンタインに何も渡さなかったがホワイトデーに現れたときには

ダークマターマシュマロをもらっていた。


各キャラを復活させるすずのちゃんという子に容姿が似ている?


ラストで猫のような姿で登場。その際はグレーの体に黒い脚。紫の耳。

兄と決別する。


すずのちゃん

キャラクターが死亡した際にちらっと現れる。

話すことはない。

キャラクターの体や記憶をリセットする。


ダダ

黒いウサギのようななにか。コバヤシと同じような色合い。

口は縦向きで音声は低めの加工ボイス。


やばい感じのウサギで現れると割とすぐにティーチくんによって殺害されている。

コバヤシに付随する存在というか、

ダダによれば

ダダ=コバヤシとのこと。


ダダは記憶や欲望を処理する存在。

そのため、コバヤシが失っている実際の記憶を所持していた。


ラスト付近で判明するが、ブライアンちゃんによればウィルスであるようだ。


終(しゅう)くん

動画の概要欄と、エンディングに登場する。


姿かたちは自在らしく、ティーチくんたちを見守っている。


一度、サムが終くんを捕らえたことがきっかけで

ティーチくんがバグる。


何話分バグったのか数えてはいないが結構怖い回である。

どうやらこの世界を成り立たせるにはなくてはならない存在のようだ。


ティーチくんたちのいる場所

ティーチくん自身もよくわかっていないが出ることはできない。

こちら(視聴者)側からは合言葉があれば行くことができるらしい。

ただし、姿は変わってしまう。

姿を変えられ招待されたものはティーチくんのお友達として新たに名付けられ

大切にしまわれるらしい。


ブライアンちゃん=コバヤシ ユキエ

たまにやってきて話していたりする。彼らを見守っている側の存在のようだ。

灰色の世界にも来れるのか行ったのか

ラスト付近では灰色の世界でボツくんと話しているシーンが登場する。

鈴音ちゃんと関りがある様子。



灰色の世界

メインの世界ではなさそうだがいろんな住人が存在する灰色の場所。

そこにいるキャラクターも灰色である。



ボツくん(ブライアンちゃんのおじさん)

ボツになった子らしい(正確ではない)

ツイッターなどに先に登場していた模様。(コメ欄による)

灰色の世界の住人で、丸い耳、頭に包帯を巻いている。


顔の真ん中に縫い傷があり、四つん這いである。

アー としか発生できないが会話はできている様子。


ブライアンちゃんがおじ様と呼んでいることや

おねえさん(ブライアン)がコバヤシのせいで来なくなり、めそめそする

サムを慰める際、ぼそっと怖い顔で何か言う場面があり、

あの兄貴…

と聞こえるとのコメから察するにコバヤシの弟ではと考えられる。


記憶はあるようだ。

父とおじさまと三人でドーナツを食べた人間の姿の記憶を思い出すシーンがある。


オリちゃん

オリちゃん参上!と登場する。元気な子っぽくてなんかかわいい。


ライオン(名称不明)

I'm hungry. I'm cold.など英語で話す。


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整理と考察、疑問など

人間関係

・ティーチくんと鈴音ちゃんは兄妹(古賀恵介と鈴音)

 ➡サムは恵介の別人格なのか?

・コバヤシとブライアンちゃんは親子(コバヤシコウイチロウとユキエ)

・ボツくんはコバヤシの弟(仮)

恵介とユキエの関係性が不明(恋人とするコメントも見受けられたがどこからの考察か筆者はわかっていない)

ユキエと鈴音は知り合いっぽい。現実世界での知り合いなのではと感じたけど謎。

鈴音=博士なのか?博士はまた別の人物の可能性もある。


ティーチくんを案ずる


・ボディは一つなので傷や食べたものはほかの人格にも引き継がれる。


・各キャラ同士の認識はあるが記憶はあるものとないものがいる?

(ティーチくんは知らないがサムやコバヤシはしっている)


・死亡した場合はその際の人格?キャラクターのみが死にリセットされる。


キャットフードはすごいが詳細は今度教えるねといったままである。

しかし、ティーチくんのむかしばなしの回にキャットフードが登場。

悪いネズミと戦うべく、猫になるために食べて猫に。

キャットフード=何かしらの薬 なのでは?と考察も出来る。


・むかしばなしでは戦闘をしていたことからティーチくんは兵士だったのではという考察も見受けられる。


”猫になりたいけど猫になりづらい”

といった発言から

猫=いい状態、理想、平穏と仮定すると

なりづらい理由はなんだろう?

薬だとしたら耐性…????とも考えられる。

私的解釈①

とある病状に関するwikiの記述などを読んだ方が類似性を感じるというような感想を述べているのを見たが、そういった傾向をティーチくんが孕んでいる可能性はある

とすると、認知のゆがみや健忘、精神的に不安定な面をみせており度々服薬や、お薬の調整と心身の調子の変化について話す様子から神経症的傾向が高い可能性、または精神疾患などを抱えているとも考えられる。

兵士としての厳しくつらい経験から不安定な状態となった恵介という男性がおり、

各キャラクターなエピソードはすべて、恵介の内的な世界で起きた事象を話していたりしていて、妹も含め他者の経験や記憶と現実の世界との出来事と混同しているため、


整合性が取れない部分もあるとして考察することもできるのかもしれない。


でもそうすると個人的にティーチ君というボディーの中に別の人間としての経験の記憶があるのがあんまり納得がいかぬというかちょっと謎になってしまう(コバヤシ)


ここで、後半に出てくる要素として

博士の存在や、妹と別れを告げるティーチくんのセリフ(僕は僕でなくなるけどずっといる

しっぽのついたティーチくん→猫になりたかったから猫になれたと解釈できるのでは

という点、あとそうだ、ダダ様はウィルスというブライアンちゃんの発言。


からかなり妄想的補完のはいった考察をしてみると

(私的解釈②)

かなり電脳というか人間の記憶や人格をデータとしてネットワークであったり

バーチャル空間に移植する技術が進んだ世界で、

肉体的な死後だったり治療でもバーチャル投影の技術をつかえたりするのではなだろうか?



パターン①:兵士として戦った記憶があるならば、

登場人物は人間として死亡しているものもいると仮定すると、

ティーチくんとコバヤシは同時期に死亡しており、データ化する際に

何かしらの原因で混同された状態でアバター化されてしまったのかもしれない。


精神的に不安定な側面は生前(と書いてしまうね)からのものでサムくんなどは

分離バグ的な存在か、データ化する上で生前からあった別の人格は

そのままそういったシステムとして組み込まれたのでは?



後にサム君は本体がバグったことによって灰色の世界に排除された(管理者側の行動?)




パターン②:もしくは治療のために精神世界を

バーチャル世界に投影している状態なんじゃないだろうか。

だから不安定な状態の主人公は精神世界で(ようは想像上で)

自傷行為や自殺を試みる→リセットして経過観察ができるのかもしれない?


たまに登場する鈴音は現実世界では普段は生活をしている→普段は遠くにいる、

面会の日が登場するときなのではないか?


言動から察するに母との関係は希薄か、死別などによるショックか

あまり深堀されないが妹は大切にしている様子から

唯一の肉親だとかそういう状態に近いのかもしれない。


鈴音からしたら、兄を元気にしたいとずっと治療や治すための研究に取り組んできたが


現実世界で好きな人ができる(結婚かもしれない)


兄の人格データが兄として保てる条件として鈴音が不可欠だとしたらラストも説明がつく。


もしくは兄の望みである猫になることを後押しすることで人間の恵介としての部分を手放す決断をした?(治療を断念した)のかもしれない


いっやああああ結局ティーチくんとコバヤシが同一になってる説明がついてない!!笑


でもコバヤシの記憶だったりバグを管理しているのは

コバヤシの親族であって鈴音ちゃんではないんだよねぇ。


灰色の世界は表立ってティーチくんに干渉できないけど存在している。

おそらく一度あそこに入るとメインの世界に復活が不可能になる?

(スズナちゃんはオリちゃんのお願いに首を振っていた)

(サムくんは表に出なくなったし、気づかれなくてもいいという考えになった)

英語の表題というか曲のタイトルが END SPACEなんだよねぇ。

終わりなのか果てなのか。

バーチャル空間がフォルダのようになっているとしたら


自由なアクセス権限がある人達(鈴音と博士とユキエちゃん)が行き来をして

見守っている?

ボツ君はでもコバヤシの弟なのになんでボツ…?

ダダ様、兄に葬られたとか…

ダダ様はなんで生まれたんだ?ウィルス…


スズナちゃんと終くんはシステとか管理AI的な…

そういった考察をされてる方もいたんだけど同じくそう思う。

鈴音とユキエちゃんと博士は開発者側…?


 もしかしたら治療を受けていたのは鈴音ちゃんとユキエちゃんだったのかもしれない

という説も浮かんできた。


自身のトラウマであったり、引っかかっている心の中のものを

投影させたプログラムを二人で作った結果が、コバヤシと恵介の複合型…

とか二人で作ったなら一つに何人か入っていてもありかも?


決別は治療やカウンセリングの終了を示したり?

恵介(ティーチ)である必要がなくなった???

もう愛さないで…の部分は…???




うわああああああああああああああああああああああああああああああああああ💀


頭痛くなってきたので終えます😂(唐突)

答えがなくて考えられる作品は賛否あるけど面白いんだろうなと思うました。(日本語)


結局まとまらずで

もし読んでくださった方がいらっしゃいましたら

読みづらかっただろうと思います、すみません。

改行もおかしい気がする…ええいままよ!


こうして考察してみるのは楽しいですね!👌


閲覧ありがとうございました!

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